おいもほり!! (vol.2)

たくさんのお芋を収穫したら、今度はお芋のツルを使って遊びました。
ツルは綱引きの綱になったり、釣り竿になったり、電車になったり…。
子どもたちの発想って豊かで面白いですね。
いちりづかでは『こんな物も使える、これをこんな風に使うと楽しい!』と
思える発想の豊かさや、工夫する力を育ててゆきたいと考えています。
芋畑でもそんな力が発揮されていたように思います。

つなひき
「うんとこしょ、どっこいしょ」

 

芋のツルで”魚釣りごっこ”

最後にたくさん収穫した芋をトラックまで運びます。
ケースに入った芋はとても重いのですが、自分たちで掘った大切なお芋、
みんなで力を合わせて運びました。

“重いけど、トラックまでガンバルぞ”

自分の力で芋を掘り、
力を入れて重い物を運ぶ…子どもたち、よく身体を動かしていました。
この日、いつもよりもお弁当を食べるスピードが速かったです。
やはり、身体を動かすことで食欲が増すようですね。

翌日の昼食はふかし芋。大きなせいろからモクモクと湯気が上がっています。
「甘い匂いがする」「お芋の匂いや」と鼻をクンクンする子どもたち。

「あまいにおいがする~!」

園長先生が芋をせいろから出し入れする姿をじっと見つめていました。
ちなみにこのお芋、年長の子たちが水で洗って包丁を使って切ってくれました。

芋を何個もゴシゴシと洗ってくれた子どもたちの手は冷たくなっていましたが、
「先生、手触ってみ!冷たいねん。いっぱい洗ってんで~!」と、
とても誇らしげでした。

幼稚園で採れたヘチマを
たわしにしてゴシゴシ!

そして包丁を持った子どもの目は真剣そのもの。
硬いお芋ですが、がんばって切ってくれました。

そんな思いのこもったお芋、もも組の子どもたちも「おいしいおいしい」と、
とてもよく食べていました。そして食後「もう、おなら出たわ~♪」と
笑い声が広がっていました。もも組らしい楽しくほがらかな姿ですね。