しんぶん、ビリビリーッ!

雨が続いた日は外に行けないので、子どもたちのエネルギーも溜り気味。
そこで新聞を使って思い切り発散できる遊びをしました。
まずは新聞を破ります。「ながーく破れるかな?」と担任が見本を見せると、
ビリビリ…という音が部屋に響きます。

ビリビリー!!

細長い紙がたくさん出来たところで、
「お部屋の中にも雨を降らせちゃおう」
とたくさん集めて高く投げ上げると、ひらひらと舞い落ちてきます。
うめ組の部屋は、新聞の大雨となりました。

ちぎったもので、雨を降らそう!

これ、実はけっこう体力を使うのです。しゃがんでかき集め、
身体をバネのように使って新聞を放る…何回も飽きずに
繰り返す姿に子どもの体力ってすごいなあと感心します。

そのうちに雪合戦のように投げ合う遊びへと変わってきます。
Mさんの
「かけてかけて~!」
とのリクエストに応えていると、新聞で姿が見えなくなりました。
周りで見ていた子も面白そう!と思ったようで
「かけてかけて~!」
と大合唱。

「(新聞)かけてー!」
「もう、(身体が)かくれてきたかなぁ」

誰かが面白いことをやっていたら、真似てみる…こういうところから
遊びの幅は広がります。これが集団活動の良いところですね。

最後は、新聞をビニール袋に入れてボール作り。
本物のボールがなくても、身近にあるもので代用して遊べるということも
感じてくれたらと思っています。手作りボールが出来たら投げ上げて
キャッチする遊びが始まりました。

ビニール袋に新聞紙を入れると
ボールの出来上がり!

どこまで高いところに投げられるか、キャッチできるかといったところに
子どもたちは面白みを感じていました。