学年コーナー遊び(4才児)

11月は恒例の「数珠玉」で作るブレスレット、ネックレスです。
自然園にたくさん数珠玉が出来ていました。
ばら組の子数人と採って持ち帰りました。
「これ何?」「フーン数珠玉っていうの」と知らない様子でした。

園長先生が採ってくれていたものと合わせて、まずは穴をあける為の掃除です。
ゼムクリップを使いごしごしこすり穴をあけていきます。
なかなか時間のかかる作業で、教師がコツコツやっているのを
見かねてか?
きく組のYくん、Rさん、「手伝うわ」と・・・。

「白いのはとりやすいな」

 

「これ、あながなかなかあかないな~」

等といいながらこつこつと取り組み手伝ってくれました。
とっても助かりました、ありがとう。

数珠玉通しは、右手にテグスを持ち、
左手に数珠玉を持って通していきます(左利きは反対に持ちます)。
右手と左手の2つの別々の動きを
1つにまとめ上げた動作を「協応動作」と言います。
基本的に利き手で操作し、もう一方の手でそれを補う動作をするので、
左右で違う動きをするようになります。
幼児期はこの左右の手の協応動作が未発達なので、
強化するために数珠玉通しなどの取り組みを行っています。

テグスは短く持つ、数珠玉3つは通そうという指導のみで、
まずやってみて自分でやりやすい方法を見つけていく事が大切です。
やっていくうちに要領を得て長くつなげていく子もいました。
またストローを多く混ぜたほうが楽にできるので
その方法を選んだ子、数珠玉、ストローを順番に並べて通した子、
数珠玉のみで仕上げた子など様々でしたが、全員1つは作り上げることが出来ました。

2つ目はボタン、型抜きの画用紙を使い取り組みました。
1つ目を早くに仕上げ「まだ2つ目ダメ?」と毎日待ち望んでいた
ばら組のМさん、「2つ目いいですよ」というと大喜びで作りに来ていました。
2つ目は作品展の取り組み中だったので作りたい人のみでしたが、
製作の息抜きに?(笑)多くの子が取り組んでくれました。

作品展では・・・

ばら組はクローゼットの中の宝石として飾ってもらいました。

 

きく組はネックレスやブレスレットにして自分人形が身に着けていました。

 

ふじ組は数珠玉通しコーナーとして単独に、黒い布の上に飾ってもらいました。

どのクラスもキラキラ素敵でした!!

密を避けるために、廊下に机を出して、
ぽかぽかの日差しの中で取り組んだり、クラスごとに少人数で取り組んだりしました。