保育室や自由活動室、自然と触れ合える畑、自然園などがあります。園児たちが安心して集団生活が送れるよう、安全管理を行い、防災対策もしております。
施設基準より広く、木肌を感じる保育室。各保育室には、亀や金魚、昆虫などの生き物を飼育していたり、ヒヤシンスなどの花を栽培しています。室内のロッカーなどの配置や壁面の構成は、各部屋の担任に任されています。各部屋を見比べると解りますが、ロッカー・ピアノの位置、当番表や誕生表など全て異なっています。
一里塚の園庭は広く、子どもらしさを発揮できる余裕のある施設です。遊具は、園独自で作った木製遊具多くとてもシンプルな形のものが多いです。どのように遊ぶかは、子どもたちの発想でいろいろな遊びができるようになっています。同時に怪我なく遊べるように考えながら遊べる遊具でもあります。栗やビワ、ひめリンゴなど果実が実る木や大きな日陰を作るエノキなどたくさんの樹木から四季の自然に触れることができます。秋の運動会は、園庭で行います。
自由参加の工作・制作コーナー活動に使ったり、置いてある楽器類やお面・変身衣装でごっこ遊びができる部屋です。降園時間後は、預かり保育の部屋としても使用しています。
全学年週に一度、絵本の貸し出しがあります。たくさんの絵本の中から好きな絵本を選び、自宅で保護者の方と一緒に読んでいただけます。また、保育室ほどの広さの室内があり、異年齢の兄弟学級で一緒にお弁当を食べたり、大きなテレビで視覚教材を使った保育なども出来ます。台所があり、クッキングなどの調理なども行える多目的の部屋です。
跳び箱や鉄棒、マット、巧技台などの運動器具、雨の日でも力いっぱい遊べるようになっています。ふれあい遊びやリトミックの保育を行ったり、誕生会や七夕・節分の集い、生活発表会など季節の行事や式典などに使用しています。
冬から春にかけて金柑、夏には梅、プラム、ブドウ、秋には、ミカン、柿と実のなる果樹があります。子どもたちは、食べ頃に熟した果実を自分たちの手で収穫して、園に持ち帰ります。昼食時に食べたり、自宅に持って帰ることもあります。また、畑には、園児たちが野菜や花々の種を植え、水をやり、収穫をします。そのような植物に集まる虫や動物たちの観察も子どもたちにとっては貴重な体験です。街の真ん中で自然の恵みや食べ物の大切さを学べる青空教室です。